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2008年09月08日

アカイ玉御墓の風景(その3)

少し気味の悪かった草木のトンネルを抜け、目の前に現れた岩肌の斜面に見えたものがアカイ玉御墓でした。
アカイ玉御墓














アカイ玉御墓は断崖の中腹を切り込んでつくられているようです。
アカイ玉御墓














ただ、現地にはアカイ玉御墓を紹介する看板等がないため、この建造物がどういう意味を持つのかはよく分かりません。
アカイ玉御墓














本 アカイ玉御墓 - 北中城村役場ホームページより引用

 この墓はアカユウハカとも呼ばれ、安谷屋集落の東方の宝森にある。北面した断崖の中腹を掘りこんだ墓である。墓口は幅2メートル、高さ1.4メートルにわたり石積みされ、朱塗りの木格子がはめ込まれている。材質はジャフン(学名ヘッカニガキ)が使用されているという。この墓は辺土天孫氏王統の墓との言い伝えがあり、安谷屋ノロ殿内が管理している。障子のことを方言でアカイと言い、墓の名称は墓口にはめ込まれた格子がそれに似ていることに由来する。

まるで人気のない断崖の中腹に、赤い格子がひときわ目立っています。
アカイ玉御墓














この断崖にはアカイ玉御墓の他にも、いくつか人工的につくられた墓らしきものが存在しています。
アカイ玉御墓














これらについては、それがどういったものか全く分かりません。
アカイ玉御墓














全く、謎の多い場所です。
アカイ玉御墓














この断崖は他にも何かありそうでしたが、あまりにも人気がなくて怖くなってきたので、今回はここで退散!
アカイ玉御墓

















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Posted by はじめ at 00:59Comments(2)TrackBack(0)北中城村

2008年09月05日

アカイ玉御墓の風景(その2)

落盤に注意と言われ先へ進むことを一瞬ためらったのですが.... 結局、先へ進んでしまいました。
アカイ玉御墓














お墓のそばを通り、奥へ進んでいきます。
アカイ玉御墓














お墓やスクラップ置き場を過ぎると、道は奥の草むらに向かって真っ直ぐ進んでいます。
アカイ玉御墓














その辺りはかなりの草木に覆われた場所なのですが、その部分だけ綺麗にぽっかりと空間ができています。うわー、何となく嫌なムード....
アカイ玉御墓














しかし空間の向こう側に何かあるようなので、とりあえず前に進んでみます。
アカイ玉御墓














落石、という感じはないのですが、草木のトンネルの中は薄暗く、湿気のせいかじめじめしていて、あまりいい気分ではありません。
アカイ玉御墓














20メートルほど進んで草木のトンネルを抜けると、向こう側に岩肌が見えてきました。
アカイ玉御墓














更に進んでいくと、岩肌の斜面に何か赤っぽい建造物のようなものが見えてきました....
アカイ玉御墓














(次回へ続く)



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Posted by はじめ at 01:24Comments(2)TrackBack(0)北中城村

2008年09月03日

アカイ玉御墓の風景(その1)

北中城村で荻堂大城湧水群のカー(井泉)をいくつか見て回った後、安谷屋方面に向かって移動していると、その途中で道端に一つの標識があるのを見つけました。
アカイ玉御墓














標識にはアカイ玉御墓とあるのですが、私は初耳でしたので、そこが何があるのか全く分かりません。
アカイ玉御墓














せっかくなので見学することにしました。
アカイ玉御墓














10メートルほど進むと左折の看板があったのですが、その看板の上に....
アカイ玉御墓














えっ!落盤に注意! いったいどんなところなんだ、ここは?
アカイ玉御墓














落盤はまずいぞ、どうしよう.... と一瞬考えたのですが、多分大丈夫だろうと変な自信があったので、行ってみることにしました。

(次回に続く)

沖縄本島 アカイ玉御墓の場所はこちら




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Posted by はじめ at 13:48Comments(6)TrackBack(0)北中城村

2008年09月01日

イリヌカーの風景

チブガーから10メートルほど離れた場所に、もう一つイリヌカーというカー(井泉)があります。
イリヌカー














本 イリヌカー(西井泉) - 現地の看板より引用

 イリヌカーの築造年代は詳らかではない。このカー(井泉)は大城集落の主に西側の住民が飲料水として利用していた。大正11年(1922年)、カーの上にコンクリートでごみ除け用の屋根が取り付けられた。
 このカーは水量が豊富だったので、昭和10年(1935年)頃、このカーを水源として集落内に簡易水道が布設されたが、水の流れはあまり良くなかった。
 戦前は旧元旦の早朝、主に集落西側の子供たちがワカミジ(若水)として汲んできて、それをヒヌカン(火の神)や仏壇等に供えて、新しい年の家運隆昌と家族の健康を祈願した。戦前は旧正月2日、現在は正月3日に字の役員、有志が水の恵みに感謝してハチワビー(初御水)の祈願をしている。

北中城村

この日のイリヌカーは、水は溜まってはいたものの、湧いているという感じはありませんでした。普段はどうなのでしょう。
イリヌカー














沖縄本島 イリヌカーの場所はこちら




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Posted by はじめ at 22:48Comments(6)TrackBack(0)北中城村

2008年08月31日

チブガーの風景

北中城村の県道沿いにある荻堂大城湧水群ですが、実は環境省が選定する平成の名水百選に、沖縄から唯一選ばれているのです。ちなみに昭和60年に選定された名水百選には、南城市の垣花樋川(かきのはなひーじゃー)が沖縄から唯一選定されています。

大城集落内に点在する幾つかのカー(井泉)を総称して荻堂大城湧水群と呼んでいるようで、アガリヌカーから100メートルほど離れたところに、集落で一番古い共同井泉と言われるチブガーがあります。
チブガー














本 チブガー(チブ井泉) - 現地の看板より引用

大城集落で最も古い共同井泉だと言い伝えられているが、築造年代は詳らかではない。このカー(井泉)は大城のウブガー(産井泉)で新生児のウブミジ(産水)として利用された。また死者がでた場合、身体清めの水もこのカーから汲んできた。
水量が豊富で、区民の洗濯や野菜洗い、水浴び等、生活用水として貴重なカーであった。また、多くの人たちが集まり、触れあい憩いの場所としても大きな役割を果たしてきた。
戦前は旧正月2日、現在は1月3日に区の役員有志が水の恵みに感謝してハチウビー(初御水)の祈願をしている。

北中城村

チブガーの湧き水は濁ってこそいましたが、今でも豊富なようです。
チブガー














チブガーは県道沿いにありますので、車の中からでもすぐに探せるかと思います。
チブガー














集落のあちこちで水が湧いたということは、よほどの水脈が地下にあるのでしょうね。

沖縄本島 チブガーの場所はこちら




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Posted by はじめ at 02:39Comments(2)TrackBack(0)北中城村

2008年08月30日

アガリヌカーの風景

北中城村にある中村家そばの県道を通っていると、何やらバス停留所のようなものが見えてきます。
アガリヌカー














実はそこから下を眺めると、荻堂大城湧水群の一つであるアガリヌカーの施設が見えるのです。
アガリヌカー














本 アガリヌカー(東井泉) - 現地の看板より引用

アガリヌカーの築造年代は詳らかでない。このカー(井泉)は大城集落の大半の住民が飲料水として、戦後上水道が布設されるまで利用してきた。大正14年(1925年)、カーの上にコンクリートでごみ除けの屋根が取り付けられたが、1959年と2001年に改築された。
戦前は旧元旦の早朝、子供達がカーの水をワカミジ(若水)として汲んできた。この水をヒヌカン(火の神)や仏壇などに供えて、新しい年の家運隆昌と家族の健康を祈った。戦前は旧正月2日、現在は正月3日に、字の役員や有志が水の恵みに感謝して、ハチウビー(初御水)の祈願をしている。

北中城村

バス停留所?らしきところから見えていた池の奥側にアガリヌカーはあります。
アガリヌカー














この地域に上水道施設が布設されるまでの間、アガリヌカーは集落の大切な水源として利用されてきました。
アガリヌカー














今は飲料水として利用されていないアガリヌカーですが、この日も大量の水が湧いていました。
アガリヌカー














当時の生活を知る貴重な資料として、これからも大切にして欲しいものです。
アガリヌカー














沖縄本島 アガリヌカーの場所はこちら




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Posted by はじめ at 03:15Comments(6)TrackBack(0)北中城村