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仲順大主の墓の風景(その2)
> 仲順大主の墓の風景(その1) はこちら。
民家の裏庭を曲がったところで、いきなり目の前に仲順大主の墓が。
一時は民家の裏庭に辿り着くんじゃないかと心配していただけに、いきなり仲順大主の墓が現れたのには驚きです。
この木の根が、なんともいえない雰囲気を醸し出しています。
仲順大主の墓のすぐ隣に拝所のようなものがあったのですが、これが何かはよく分かりませんでした。
エイサー曲として有名な「仲順流り」は、この仲順大主にまつわるエピソードからきているのだそうです。
仲順大主と黄金の林の物語 - 新おきなわ昔ばなしより引用
学者であった仲順大主は、妻を早く亡くし、男手ひとつで三人の子供を立派に育てあげ、孫と共に毎日楽しい生活を送っていた。しかし、だんだん年を取るにつれ、自分の財産の行方が気になって仕方なかった。
「できれば、一番親思いの息子へゆずりたい。」そう思った仲順大主は、三人の息子を座敷によび、こんな話をした。「私も年を取り、体が弱くなってご飯ものどを通らなくなってきた。そこで、これからは、人の乳を飲んで生きていこうと思う。孫達に飲ませている乳は、今日から私がもらうことにする。そこで、親思いの証として、お前達の子供は捨ててもらいたい。もっとも、乳が飲めなければ子供が育つわけもなかろうが.... 」
当然ながら、息子達は大騒ぎです。長男と次男は「何てひどいことを。学者であろうとも人が、自分の孫を捨ててまで長生きしたいとは.... 」二人は、そう言うなり、さっさと座敷を出ていってしまった。
しかし、三男だけは座敷に残り、「父さんと子供どちらも大事ですが、子供はこの先、天から授かることもあるでしょう。しかし、お父さんはこの世にたった一人だけです。お言いつけに従いましょう。」と、目に一杯の涙をためながら言った。仲順大主は、にっこり笑うと「よく分かってくれた。それでは、三本松の木の下に穴を掘って、早速子供を埋めて来なさい。」と三男に言いつけた。
三男は、父親を誰よりも大切に思ったばかりに、子供を生き埋めにする羽目になりました。言われたとおり、木の下に涙を流しながら穴を掘っていると、「....カチン。」と、クワの先に何か硬いものが当たった。そこには小さなカメが出てきた。中を見てみると一杯に詰まった金の山。仲順大主が埋めておいた黄金の入ったカメだった。
戻ってきた三男家族に仲順大主は、「さっきはひどいことを言ってすまなかった。この黄金は一番親思いのお前に譲ろう。」こうして三男家族は、親を思う気持ちを忘れずにいつまでも仲良く幸せに暮らしたということでした。
ちょっとドキッとする内容かも知れませんが.... ちなみにエイサー曲「仲順流り」はこちら。沖縄県人なら一度は耳にしたことがある曲かと思います。
エイサー 仲順流り
「沖縄の風景」いかがでしたか? すべての出愛(出会い)に感謝です。
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民家の裏庭を曲がったところで、いきなり目の前に仲順大主の墓が。
一時は民家の裏庭に辿り着くんじゃないかと心配していただけに、いきなり仲順大主の墓が現れたのには驚きです。
この木の根が、なんともいえない雰囲気を醸し出しています。
仲順大主の墓のすぐ隣に拝所のようなものがあったのですが、これが何かはよく分かりませんでした。
エイサー曲として有名な「仲順流り」は、この仲順大主にまつわるエピソードからきているのだそうです。
仲順大主と黄金の林の物語 - 新おきなわ昔ばなしより引用
学者であった仲順大主は、妻を早く亡くし、男手ひとつで三人の子供を立派に育てあげ、孫と共に毎日楽しい生活を送っていた。しかし、だんだん年を取るにつれ、自分の財産の行方が気になって仕方なかった。
「できれば、一番親思いの息子へゆずりたい。」そう思った仲順大主は、三人の息子を座敷によび、こんな話をした。「私も年を取り、体が弱くなってご飯ものどを通らなくなってきた。そこで、これからは、人の乳を飲んで生きていこうと思う。孫達に飲ませている乳は、今日から私がもらうことにする。そこで、親思いの証として、お前達の子供は捨ててもらいたい。もっとも、乳が飲めなければ子供が育つわけもなかろうが.... 」
当然ながら、息子達は大騒ぎです。長男と次男は「何てひどいことを。学者であろうとも人が、自分の孫を捨ててまで長生きしたいとは.... 」二人は、そう言うなり、さっさと座敷を出ていってしまった。
しかし、三男だけは座敷に残り、「父さんと子供どちらも大事ですが、子供はこの先、天から授かることもあるでしょう。しかし、お父さんはこの世にたった一人だけです。お言いつけに従いましょう。」と、目に一杯の涙をためながら言った。仲順大主は、にっこり笑うと「よく分かってくれた。それでは、三本松の木の下に穴を掘って、早速子供を埋めて来なさい。」と三男に言いつけた。
三男は、父親を誰よりも大切に思ったばかりに、子供を生き埋めにする羽目になりました。言われたとおり、木の下に涙を流しながら穴を掘っていると、「....カチン。」と、クワの先に何か硬いものが当たった。そこには小さなカメが出てきた。中を見てみると一杯に詰まった金の山。仲順大主が埋めておいた黄金の入ったカメだった。
戻ってきた三男家族に仲順大主は、「さっきはひどいことを言ってすまなかった。この黄金は一番親思いのお前に譲ろう。」こうして三男家族は、親を思う気持ちを忘れずにいつまでも仲良く幸せに暮らしたということでした。
ちょっとドキッとする内容かも知れませんが.... ちなみにエイサー曲「仲順流り」はこちら。沖縄県人なら一度は耳にしたことがある曲かと思います。
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