漫湖水鳥・湿地センターでバードウォッチング、干潟の水鳥を観察
豊見城市に行ってきたわけですが....
とよみ大橋のすぐ近くにある、
漫湖水鳥・湿地センターに行ってきました。
ラムサール条約湿地に登録されている漫湖、
その湿地に生息する生物の調査・観察を行うため、
設置されたのが漫湖水鳥・湿地センターです。
漫湖水鳥・湿地センター
漫湖は国際的にも重要な渡り鳥の中継地であり、また、多くの水鳥たちの生息地であることから、1999年(平成11年)5月に日本で11番目のラムサール条約の登録湿地となりました。
環境省は2003年(平成15年)5月、水鳥をはじめとする野生生物の保護と湿地の保全、自然観察や環境学習の拠点施設として漫湖水鳥・湿地センターを設置しました。このセンターは環境省、沖縄県、那覇市、豊見城市の4機関で構成する「漫湖水鳥・湿地センター管理運営協議会」により管理運営されています。
漫湖水鳥・湿地センターには、
湿地に生息する生き物の資料も多くありますが....
このセンターの一番の見どころは、
湿地に生息する生物、鳥類が直接観察できることです。
センターの二階にある観察展望コーナーから、
無料で使える望遠鏡を使って観察する方法もありますが、
湿地の中に設けられた木道を通り、
観察デッキから観察する方法がお勧めです。
那覇市の中心街からそう遠くない場所に、
こんなマングローブ林があるなんて、
ちょっと不思議な感じもします。
マングローブ林の中にある観察デッキは、
漫湖の湿地帯から目と鼻の場所にあり、
水鳥の様子を間近で観察することができます。
漫湖の鳥獣保護について
漫湖は、那覇市を流れる国場川と、豊見城市を流れる饒波(のは)川の合流点にできた河口干潟であり、クロツラヘラサギやシギ、チドリ類などの水鳥の重要な飛来地となっています。1977年(昭和52年)には、漫湖は国指定鳥獣保護区に指定され、更に1999年(平成11年)には国際的にも重要な渡り鳥の中継地及び越冬地として、ラムサール条約湿地に登録されました。
しかし、近年漫湖では、土砂の堆積による干潟の陸地化や干潟面積の縮小、メヒルギなどのマングローブの拡大など様々な要因により、渡来してくる水鳥の数と種類が減っています。このため環境省では2007年(平成19年)より水鳥飛来数の減少要因を把握し、水鳥にとって住みやすい環境を回復し、渡来数を増やすため、漫湖鳥獣保護区保全事業に着手しています。
まあ、正直に白状すると、
私はそこまで水鳥に詳しいわけではないので、
目の前にいろいろな種類の鳥がいるな、と、
それが分かる程度でして....
私の隣で水鳥を観察していた方に話を聞くと、
この限られた中でこれだけの鳥が観察できるのは、
日本中探してもそうないのではとのことでした。
さすが国際的に認められた、
ラムサール条約に登録されただけのことはありますね。
ただ、名前がちょっとね...
国際的にも知られた、
こんなに貴重な場所だというのに、
いつも名前が独り歩きするんだよねえ....
漫湖水鳥・湿地センターの場所はこちら
[沖縄のマングローブ林、その他の記事はこちら]
慶佐次湾のマングローブ林の風景
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