喜宝院蒐集館の風景
竹富島に行ってきたわけですが....
竹富島の集落はどこを眺めても味があっていいですね、
どこか懐かしさすら感じられます。
竹富島は昭和62年に
重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、
昔ながらの懐かしい風景が今も残っているのです。
西表国立公園 竹富島
選定理由「伝統的建造物群及びその周辺の環境が地域的特色を顕著に示しているもの」による。竹富島は南島文化を代表する典型的な農村集落で、次のような特徴を色濃く残しています。
・ 家の向きがほとんど南向きで2~4軒が一区画に切られています。
・ ほぼ同面積の屋敷を珊瑚石灰岩の石垣で囲み、周囲は福木(ふくぎ)等の防風林でめぐらしています。
・ 分棟づくりの主屋(ふーや)と別棟(とーら)は軒の低い屋根を瓦でふき、さらに漆喰で固めています。
・ 門を入ると、趣向をこらしたマイヤシが結界の役目を果たした白砂の庭があります。年二回、浜から砂を運んで道と庭にしきつめる習慣があります。
かしくさやうつぐみどまさると今に伝わるこの協力一致の教えについて、
西塘(にしとう)様は竹富島出身で1524年に八重山統治の初代頭職(からしょく)となった人物である。1609年薩摩藩の侵攻後、住民は明治35年まで続いた過酷な人頭税制のもとで苦しい生活を強いられてきました。それでも元来進取(がんらいしんしゅ)の気性に富み、一方では風土に根づいた伝統文化に誇りをもって、うつぐみの島を育んできました。
竹富島の住民は「売らない」、「汚さない」、「乱さない」、「壊さない」、「生かす」を基本理念として「竹富島憲章」を制定し、種子取祭等多くの伝統行事をよく守り、染織等伝統技術を生かした独自の地域づくりに励んでいます。
西表国立公園 昭和48年5月15日指定
重要伝統的建造物群保存地区 昭和62年4月28日選定
竹富町教育委員会
普通の民家かと思えばお店だったり....
しばらく自転車を走らせていると、
ふと現れた建物に思わず目がとまりました。
実はこの建物、
日本最南端のお寺である喜宝院(きほういん)と、
島の民芸品などを展示している蒐集館(しゅうしゅうかん)とのことです。
なかなか味のある喜宝院蒐集館ですが、
時間の都合により外観を眺めるだけ....
今度、竹富島に来るときの楽しみに取っておこう!
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