僕らの歌は弁当屋で生まれた YELL | 天国からのエール
昨年末の登場以来、
今や全国各地に現れている、
タイガーマスクこと伊達直人さん。
伊達直人さんが全国に現れてくれたことに感動してます。
で、伊達直人さんが各地に現れるたび、
思い出す本がこれなのですが....
沖縄県国頭郡本部町、
県立本部高校の裏手にある、
あじさい弁当という小さな弁当屋がこの本の舞台。
あじさい弁当の主人、仲宗根陽さんは、
音楽をやりたいがお金がなくてできないという子供たちのため、
あちこちから借金して小さな音楽スタジオ、
あじさい音楽村をつくり、
子供たちにスタジオや楽器を無料で提供します。
若い頃、夢や目標を見失ってしまうことの辛さ、
やりたいことがあるはずなのに、
それができない無念さを痛いほど味わった仲宗根さんは、
子供たちにやりたいことが思い切りできる場所を提供したかったのです。
自分たちの生活は当然苦しくなるのですが、
たとえわずかでもお金を取ってしまうと、
それは商売につながってしまい、
貧しい子供と裕福な子供に格差が生まれてしまう....
仲宗根さんはどんなに苦しくても
無料にこだわります。
初めの頃は無料だという理由で、
適当な気持ちでスタジオに集まっていた子供たちでしたが、
真剣に自分たちのこと思ってくれる仲宗根さんをニイニイと呼び、
本気で慕うようになっていきます。
やがて、音楽の楽しさに目覚めた子供たちの中から、
本格的にプロミュージシャンを目指す子が出てきて....
CRIMSON、ハーツグロウ、アフロマニア、AMG、ステレオポニー、ARURA、ti-da....
ニイニイこと仲宗根さんからチャンスをもらった子供たちが、
あじさい音楽村から次々と飛び出していきます。
そんな仲宗根さんの活動はやがて評判を呼び、
多くの協力者にも恵まれるようになります。
仲間が増えたことで活動の幅が広がり、
さあ、いくぞ、という矢先....
仲宗根さんの脇腹を、
これまで経験したことのない激しい痛みが襲います....
小さな弁当屋のそばにある音楽スタジオで、
夢に向かってがんばる子供たちを支え続けた仲宗根陽さん。
続きは本をお読みください。
全て実話です。
「沖縄の風景」いかがでしたか? すべての出愛(出会い)に感謝です。
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