宜野湾市の貝塚遺跡、大山貝塚の風景

沖縄の風景 はじめ

2015年03月20日 12:00

宜野湾市に行ってきたわけですが....

場所はちょっと説明しにくいのですが、

宜野湾市大山の一角、
普天間飛行場のフェンスそばに、
大山貝塚があります。


大山の小さな路地のそばに、
大山貝塚の碑があるのですが、
ちょっと分かりづらいかもしれません。


 大山貝塚

 沖縄県宜野湾(ぎのわん)市大山にある貝塚遺跡。市の中央部には広大な琉球石灰岩台地が広がり、西海岸に面して3段の段丘が形成されているが、貝塚はその最上段の台地縁辺近くの斜面に所在する。石灰岩の小洞窟の前庭部に堆積する小規模な混土貝層だが、沖縄の遺跡史上初めて層位的な発掘に成功し、土器編年の確立に貢献した遺跡であることなどから、1972年(昭和47)に国の史跡に指定された。貝殻、石器、骨器、土器が出土し、もっとも多く出土したのは土器で、層位によって形式が異なる。下層から伊波(いは)式、荻堂(おぎどう)式土器、中層からはこの貝塚で顕著な押捺刻文土器、上層からは口縁部の厚いカヤウチバンタ式土器が出土し、沖縄貝塚時代前期から中期の序列となる。中層の押捺刻文土器は前期後半を代表する形式として「大山式」の名が与えられ、時期区分の基準の一つとなった。大山式土器は口縁部が平坦で、深鉢形、平底の器形をもち、文様は器体上半分に直角の箆(へら)によって押捺を繰り返し、方形の連続文をほどこしている。遺跡は、地域で聖域とされる「ミスク森」拝所の中にある。

大山貝塚の碑の裏手に、
小さな木製の杭がありますので、
多分、こちらが大山貝塚ではないかと。


ちょっと前に進んでみます。


進んですぐのところで、
目の前に切り立つ断層が現れます。


この断層が大山貝塚なのか、と。


パッと見ただけでは、
ちょっとよく分かりませんね。


大山貝塚のことを後で調べてみたら、
この付近の結構広い範囲が貝塚になっているようで、

たぶんこの断層も大山貝塚の一部だと思いますが、
その向こう側にも貝塚が広がっているのでしょうね。


 大山貝塚の場所はだいたいこの辺り



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