今帰仁城跡、かつての登城道である旧道
今帰仁村に行ってきたわけですが....
別名北山城ともよばれる、
ユネスコの世界遺産にも登録された、
今帰仁城跡に行ってきました。
今帰仁城の正門である、
平郎門をくぐって中に入ると、
門から場内に向かう真っすぐの石道があるのですが....
実はこちらの石道、
もともとあった通路ではなく、
1960年代に行われた修復工事の際、
新しく造られた石道なのです。
今は目立たなくなっていますが、
直線の石道の右側に、
本来の登城道である旧道が残されています。
旧道を歩いている方が見えるでしょうか。
旧道は直線の石道とは違い、
大人がぎりぎりすれ違えるほどの狭さで、
しかも敷き詰めている石がデコボコで、
正直歩きにくい道です。
旧道
平郎門から直線的に伸びる石階段は、1960年代に整備された階段です。本来の登城道は、平郎門から城内へ向かって石階段の右手側にあります。
1980年(昭和55年)の発掘調査によって石敷きの小道が発見されています。旧道は大きな岩盤の谷間を利用して、道幅を狭く造り、敵兵が攻め入っても大勢の兵隊が上の郭まで一気に入れないように工夫されたつくりになっています。
旧道が狭くて歩きにくいのは、
当時の石工の腕が悪かったということではなく、
敵の侵入を想定してのことなのですね。
今はすっかり目立たない旧道ですが、
一度は歩いてみることをお勧めします。
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