渡名喜集落の風景(その1)

沖縄の風景 はじめ

2009年01月14日 14:00

渡名喜発那覇行きのフェリーが悪天候で欠航となったため、やった、島内観光できる! 帰れないのは残念ですが、仕方がないので宿に戻ることにします。















渡名喜港ターミナルのすぐ隣にある渡名喜村役場の前を通りぬけ....















渡名喜村役場の正面から東海岸に抜ける村道一号線を通ります。渡名喜島のメインストリートといったところです。















通りの横幅は狭く、ほとんどの家は風よけのフクギの木に囲まれています。















集落内の道路は水はけを良くするため舗装されていません。たとえ大雨が降っても、道路が砂地のため水がすぐしみこんでいくのだそうです。















また屋敷の敷地が道路より低くなっているのも特徴です。台風のときには集落内を猛烈な潮雨が吹き抜けていくため、家の高さを少しでもおさえることで、暴風からの被害を防ぐためなのだそうです。

ちなみに敷地が道路より低いと、道路の水が流れ込んでくるのではないかと思ったのですが、屋敷の入り口のところに縦穴をいくつか掘っておけば、水はその穴にしみこんでいくので問題ないとのことでした。















道路幅が狭いことやあえて舗装しないこと、集落内には防風林を張り巡らせ、屋敷の敷地を道路より下げ風に耐える。厳しい自然環境の中で培われた渡名喜住民の知恵ですね。















言われてみれば、あんなに雨が降っていたのに水たまりというものが見あたりません。















 村道一号線の場所はこちら



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