渡名喜集落の風景(その4)

沖縄の風景 はじめ

2009年01月20日 04:02

>> 渡名喜集落の風景(その1)
>> 渡名喜集落の風景(その2)
>> 渡名喜集落の風景(その3) はこちら

渡名喜島はもともと南北二つの島だったが、島の間に砂が堆積して、南北に山を持つ一つの島になったと言われているそうです。このため南北に山があることや、砂が堆積してできた現在の渡名喜集落の東西の幅がわずか600メートルしかないことなどから、集落上は常に風道となっており、台風が接近したときなどは集落上を猛烈な潮雨が吹き抜けていくのだそうです。

このため、渡名喜集落内のほとんどの家屋は風対策のため、フクギなどの防風林で囲まれています。















また風対策としてヒンプンがあったりと、















風対策はかなり徹底して行われています。















また集落内では、防風林を補強するために板や鉄板をそえている家も多く見かけました。















防風林だけでは耐えられない程、風が吹くのでしょうか。考えるだけでも恐ろしい....















ちなみに、防風林の補強でよく使われていたプラスチック製の板の正体は.... 















集落の東側にあるあがり浜海水浴場に行ってみると、海岸線の集落入り口にバリケードのような扉が設置されていることが分かります。















台風などで強烈な海風が吹いたときは、この扉を閉めて風よけ、砂よけとするのだそうです。















普段は綺麗で静かな海ですが、台風が接近したときなど、いったいどんな風に変貌しているのか想像もつきません。















 あがり浜海水浴場の場所はこちら



「沖縄の風景」いかがでしたか?
気に入って頂けましたら、下のボタンをポチッとクリックお願いします!

関連記事