香港の街並みの風景

沖縄の風景 はじめ

2009年08月25日 07:30

最近、ずっと香港ネタですが....

香港のことについて、地元の方からいろいろ教えてもらいましたので、せっかくなのでいくつか紹介。

香港でまず有名なのは税金が安いこと。所得税は支払いますが、日本ではおなじみの住民税や消費税、相続税、贈与税などの税金が存在しません。日本の場合、たとえお金持ちになったとしても、三代目になる頃には税金で資産がなくなっていると言われますが、香港ではそんなことはありません。


しかし土地のほとんどが山岳地帯となっていることから、住居を構えるための土地が限られており、都市部については世界トップクラスの人口密度と言われています。

これが影響してか、住居と車にかかるコストは非常に高く、中堅クラス程度の家庭までは、家賃を稼ぐため夫婦共働きがほとんどで、家の面倒は雇ったメイドが見ているのが当たり前とのことです。また車についても、所得税が本体価格の150パーセント加算されるため、本体価格100万円の車を手に入れるためには250万円の資金が必要となることや、高額なガソリン税が加算されること、駐車場の確保が困難なことから、車を所有できるのはほんの一握りのお金持ちに限られるとのことです。


お金持ちにとっては住みやすいが、そうでなければ一生懸命働いて生活費を稼ぐというのが香港の実情らしいです。


ただでさえ狭い土地の香港、世界一危険な空港と言われた啓徳空港がなくなったことから、高層建築の規制が大幅に緩和され、ちょっとした高層建築ブームが起きているのだそうです。

しかし、こういう建物、正直言って中に入りたくないです.... 


地元の方に教えてもらったのですが....

自宅にベランダがあり、かつ洗濯物が一切干されていない家庭は大金持ち、自宅にベランダはあるが、洗濯物が干されている家庭は小金持ち、ベランダのない建物に住んでのが香港の一般的な家庭なのだそうです。


やはり、どこの国にも格差というものは存在するようです。


啓徳空港香港国際空港に移転し、高層建築の規制が大幅に緩和されたことから、着陸地点に位置していた九龍地区の再開発事業が立て続けに行われるようになったそうですが、地元住民の立ち退き問題も深刻化しているらしいです。


地元の方から香港についていろいろ教わったのですが、肌で一番感じたのは、街にとにかく活気があること。人も元気、街も元気、言葉でうまく説明できませんが、香港はとにかくパワーが満ちあふれています。




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