リュウキュウマツの二大銘木、念頭平松の風景
田名集落からさらに北へ向かうと、新日本の銘木百選にも選ばれた念頭平松があります。
伊平屋島の観光スポットとしても有名な念頭平松は、この念頭平松公園の中にあります。
20メートルほど離れた場所から見てもこの大きさ。圧倒的な存在感です。
念頭平松はあまりにも大きすぎるため、近づくとデジカメで全景を捉えることができないほどです。
久米島の五枝の松と共に、リュウキュウマツの二大銘木として知られています。
沖縄県の天然記念物にも指定されている
念頭平松。何度見ても圧倒されます。
念頭平松 - 現地の看板より引用
沖縄県指定天然記念物 昭和33年1月17日 指定
念頭平松は、あたかも唐傘を広げたような形をしており、高さ7.8メートル、枝張り約14.5メートル、胸高直径約1.2メートルの大きさをしています。このような見事な枝張りは、リュウキュウマツの代表的な形態を示すものとして貴重です。
伝説によると、今から約500年前に植えられた兄念頭松といわれる美しい松がありましたが、山太筑之(ちくどん)という人が盗伐し、そのたたりで死んでしまいました。そこで兄の霊を供養するため、その弟たちがこの念頭平松を植えたといわれています。
念頭平松の優美さは、昔から多くの人々に絶賛されてきました。この松と田名の乙女を讃えた次の琉歌があります。
「念頭平松の枝持ちのちゅらさ、田名のみやらびの身持ちちゅらさ」
平成5年10月5日 沖縄県教育委員会 伊平屋村教育委員会
念頭平松の場所はこちら
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