与那国薬草園 | 長命草の風景
与那国島に行ってきたわけですが....
実は前からずっと見学したいと思っていた場所が、
こちらの与那国薬草園。
やっと見つけたのですが、
どうも留守のようで誰もいない....
ああ、見学できない。
まあ留守なので仕方ありませんが。
与那国薬草園では、
長命草とよばれるセリ科の植物を、
お茶や青汁などに加工して、
県内外に出荷しています。
実はこの長命草、
一株食べたら一日長生きすると言われるほど、
栄養価の高い植物として知られており、
その栄養価の高さはゴーヤーやケール、
明日葉を凌ぐとさえいわれます。
長命草は主に沖縄県の八重山諸島に生育しており、
その中でも与那国育ちの長命草は、
特に栄養価が高いといわれています。
与那国島の方は昔から長命草を食べる習慣があったそうですが、
数年前までこれを商品化するという発想は全くなかったらしく....
失礼を承知で言えば、
ただの"食える雑草"扱いだった長命草。
そんな雑草扱いの長命草でしたが、
これが商品化できれば島の活性化につながるのではないかと、
与那国島出身の若者が立ち上がり、
試行錯誤の末、完全無農薬栽培に成功。
そして長命草を原料とした数多くの商品が開発され、
今に至るという訳です。
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