伊良部島、かつての生活用水、サバウツガー

沖縄の風景 はじめ

2014年06月19日 12:00

伊良部島に行ってきたわけですが....

佐良浜港から車で3分ほどの場所に、
かつての生活用水として使われた井戸、
サバウツガーがあります。


生活用水といっても、
井戸は海岸沿いの崖を下った場所にあります。

かつては一日に何度も、
この階段を上り下りしたといいますから、
本当に重労働だったと思います。


 サバウツガー

 この井戸は「ミャーギ立の金大主」と「フッヅーの松大主」が発見したと言われている。1720年の池間島からの強制移住よりも先に作られ、井戸のない佐良浜の人々にとっては、昭和41年の簡易水道が出来るまでの240年余りも生活用水として利用してきた貴重な井戸である。
 水汲みは女達の日課で、午前3時から1日3~4回、123段の階段を往復したという、生きるための過酷な歴史を持っている。

伊良部町(現宮古島市)教育委員会
昭和50年8月1日 旧伊良部町指定史跡文化財 指定

崖の下にあるサバウツガーに向かうため、
123段の石段を下っていきます。


海から吹き上げてくる風をもろに受けるため、
石段を下るのも一苦労です。


足をガクガクさせながら海岸近くまで下りると、
目の前に何か見えてきました。


崖の下から海岸近くまで下ったところに、
かつて生活用水をくみ上げた井戸、
サバウツガーがあります。


サバウツガーの中をのぞいてみると、
深さ4~5メートルくらいの場所に水が見えるのですが、
今も水が湧くかどうかは分かりません。

一日に何度もここまで水を汲みにきて、
あの石段を上っていたことを考えると、
当時の方々の苦労は大変なものだったと思います。



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 サバウツガーの場所はこの辺り


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