筆ん崎の風景

沖縄の風景 はじめ

2007年11月08日 23:15

粟国島に向かうフェリーあぐにから見えた断崖絶壁の筆ん崎には、マハナ展望台と呼ばれる眺めの綺麗な場所があります。















フェリーあぐにから見えた筆ん崎は海抜約90メートルの断崖絶壁で、マハナ展望台はその崖の上にあります。筆ん崎の周辺には厚い白色の凝石灰が数多く見られ、ここが数万年前まで霧島火山帯に属する火山の島であったことを物語っています。















筆ん崎の崖の上は番屋原の広場と呼ばれ、島で最も見晴らしの良い場所として粟国村指定の景勝地となっています。















 番屋原の広場の景勝地(粟国村指定名勝) - 現地の看板より引用。

 番屋原の広場とは島の南西端の筆ん崎(マハナとも言う)一帯を言い、島で最も見晴らしの良い場所です。番屋原とは、この広場周辺の原名です。
 この広場は凝灰岩上にあり標高約87メートルで、東方向と北方向は高さ約数10メートルの崖が続き、特に東方向(墓地付近)には島の成り立ちが分かる見事な地層が見られます。北東方向には集落や空港、港、牧場などが広がり、南西方向には久米島、南方には渡名喜島、慶良間諸島、東方には沖縄本島や伊江島などが見えます。
 この地域の木などは風が強く草原に似た環境のため、低い木として生えています。
 またこの広場の北海岸には、渡名喜村の入砂島の島建てに関わるイメージ伝説と関係の深い場所があります。

昭和59年9月14日 指定

筆ん崎の先端部分まで移動して振り返ってみます。マハナ展望台や風力発電施設が見えます。















結構大きな広場です。















広場のあちこちで凝石灰と思われる白色の岩が見られます。















マハナ展望台から港の方角を眺めてみます。この付近の海は知る人ぞ知るダイビングスポットだそうで、毎年多くのダイバーがここを目的に島を訪れるとのことです。















 筆ん崎の場所はこちら




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