むんじゅる節之碑の風景

沖縄の風景 はじめ

2007年11月15日 00:46

粟国島の北側にある洞寺の近くに、むんじゅる節之碑がありました。















むんじゅる節は粟国島の代表的な島唄とのことです。















 むんじゅる節之碑 - 現地の碑文より引用

 むんじゅる節の発祥地である粟国島では、古くから島唄として照喜名節、別名さがや節、糸喜名節が歌い継がれてきている。明治中期頃、仲毛芝居の地謡の一人が粟国島で照喜名節を習い、名優玉城盛重翁により雑踊りとして創作振り付けられ、清楚で優雅な踊りが好評を博し今日に至っている。歌は舞踊化された時に曲名、歌詞の一部、順番が変更されている。

 照喜名節は次の通りである。

一.照喜名ちぢからよううなや むんじゅる平笠かぶるなよ 津波古ぬ主ぬ前がなうち惚りゆんど
二.むんじゅる平笠ちゅらむぬや 女童まちぢに
三.芋ぬうまさや唐かんだ 米ぬうまさや畑米 神酒ちゅくてぃぬうまさや 白へぇ唐かんだ

 歌は若者達の憧れである、むんじゅる平笠をかぶった純情清純な乙女に、役人の津波古某が惚れ込んでしまうという内容を中心に、島の素朴な生活の様子が歌われ、昔の故里が偲ばれ意義深いものがある。
 この歌碑は、先人が歌いあげた名歌を島の文化遺産として永遠に称え継承していくために、村内外の皆様のご協力により実現した。
 歌碑建立により伝統芸能と粟国村の更なる発展に寄与することを祈念するものである。

 むんじゅる節之碑の場所はこちら




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