粟国の塩ができるまで(その2)

沖縄の風景 はじめ

2007年11月24日 01:17

>> 粟国の塩が出来るまで(その1)はこちら。

塩田タワーで出来上がった塩分濃度の高いかん水は、「釜炊き塩」用と「天日塩」用の2つに分けられ、それぞれの工程に進んでいきます。

「釜炊き塩」は、この部屋の中にある平釜でかん水を煮詰めて造られます。作業所にはこの建物が3つあり、3つの平釜で作業を行っていました。


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塩田タワーで出来上がったかん水を平釜で約30時間ほど煮詰めます。火を扱っているため、建物の中は相当な暑さです。


平釜で薪を使ってかん水を煮詰めていきます。薪を使うことで塩の結晶に遠赤外線効果があり味に影響するらしいのですが、小さな島ですので木材を集めるのは一苦労だそうです。


かん水を煮詰めている間はずっとかき混ぜ続けなければいけないため、24時間交代で作業にあたっているとのことです。


約30時間ほど煮詰めると塩の結晶が出来上がってくるので、脱水槽に移して15日ほどかけ自然乾燥させると、釜炊き塩が出来上がるそうです。私が見学したときは煮詰めている途中でしたが、底の部分に少しだけ塩の結晶が出来ていました。


次はもう一つの工程である「天日塩」の施設を見学に行きます。

(次に続く)

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