粟国の塩ができるまで(その3)
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粟国の塩ができるまで(その1)はこちら。
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粟国の塩ができるまで(その2)はこちら。
釜炊き塩の施設を見学した後、続けて天日塩をつくるための温室へ移動しました。
天日塩をつくるための温室は3つありました。天日塩をつくる原理は簡単で、温室の中にかん水を置き、ひたすら結晶化するのを待つという仕組みです。作業員も時々様子を見にくる程度で、基本的に何もしないそうです。
結晶化するのを、ただひたすら待ちます....
結晶化した塩はこちら。こうなるまでに夏場で20日から30日、冬場は60日以上かかるそうです。
出来上がった塩の結晶を20日ほどかけて自然乾燥させると、天日塩が出来上がるそうです。
天日塩は出来上がるまでに時間がかかることや、天候に左右されるため量産は考えていないとのことです。温室を増やす予定はないのか訪ねたところ、今の作業員の数では完全に目が届かなくなる可能性があるため、予定なしとのことでした。
粟国の塩はとにかく品質を第一に考えているため流通量が少なく、皆さんの手元に届けることが出来ず申し訳ないとのことでした。しかし私は、品質にこだわるという言葉が聞けたので嬉しかったです。
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