五枝の松の風景
久米島には、沖縄の2大名松として有名な、国の天然記念物にも指定されている五枝の松があります。
通常の松は上方向に成長するのですが、枝が地を這うように成長しているのが特徴です。
五枝の松
久米の五枝の松は、高さが6メートル、幹の周りが約4.3メートル、枝が地面を覆う面積は250平方メートルにも及ぶリュウキュウマツです。18世紀初頭、土帝君(農業の神)を祭ったときに、この地に植えられ現在に至っています。根が石を枕にして地面に広がり、枝が波打つように地を這うその美しさは天下随一と言われ、琉歌にもその美しさが歌われています。
地を這うように広がる枝は最大21メートルにもなります。
幹の部分に近づいてみます。
幹周りは約4.3メートルと言われています。
間近で見ると、その迫力に圧倒されます。
地を這うように広がる枝ぶりが分かるでしょうか。
五枝の松の美しさを讃えた琉歌とのことです。
解説
この歌は久米島の象徴である名木「久米の五枝の松」を讃えた琉歌である。この松は18世紀の初期に土帝君(農業の神)を祀ったときに植えられたと伝えられている。一般にリュウキュウマツは成長するに従い上方に伸び、樹高は20メートル程に達するのが普通だが、この五枝の松は根元から大きく分枝し、枝はたくましく四方に伸び、地面を這い緑の葉をつけている。このような大木で独特の枝ぶりが人々に親しまれ、沖縄県の二大名松と讃えられており、県の天然記念物の指定も受けている。また、日本の名松百選にも選定されている。
久米の五枝の松は下枝を枕にしているが、愛しい彼女は私の腕を枕に寝るのである。
この歌は琉球古典音楽の「久米はんた前節」として、三味線にのせて歌われている。
[久米島の五枝の松、その他の記事はこちら]
久米島の五枝の松、沖縄の二大名松とよばれる五枝の松は、日本の名松百選にも選ばれる樹齢250年を超える天下随一の一本松
五枝の松の場所はこちら
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