ジーマヌウカーの風景

沖縄の風景 はじめ

2013年11月03日 12:00

西原町に行ってきたわけですが....

サンエー西原シティの駐車場の片隅に、
拝所のようなものが置かれた敷地があることは、
前々から気づいていたのですが、

実際に足を運ぶのは今回が初めて。


敷地は思っていたより広めですね。


敷地の中央あたりに、
拝所のようなものがあります。

こちらは何かというと....


ジーマヌウカーと呼ばれており、
内間御殿に関連する祭祀場の一つなのだそうです。


 ジーマヌウカー

 内間御殿に関連する祭祀場の一つである。旧中部製糖工場(現在のサンエーNISHIHARA CITY所在地)の敷地内の一角にあり、この拝所一帯は小字儀間原であることから、ジーマヌウカーと呼ばれるようになった。また、かつての金丸(のちの尚円王)がここに漁網を干したことから、アミウージカーとも呼ばれるようになったという。
 ジーマヌウカー周辺は「王たまし」といわれ、年中祭祀に使う御穂をとる田んぼであった。そこは内間御殿の御殿守の役地であった。戦後になって「王たまし」の大部分は西原製糖工場の設立にさいし売却され、今ではジーマヌウカーの拝所部分しか残っていない。

平成16年3月25日 西原町教育委員会

ジーマヌウカーはアミウージカーとも呼ばれており、
尚円王とも関連があったのです。


カーとも呼ばれているので、
井戸かと思うのですが....

中をよく見ると水があることは確認できますが、

これが湧水なのか雨水が溜まっているだけなのか、
どちらなのかは分かりません。


サンエー西原シティに買い物に行かれる際は、
駐車場の片隅に尚円王ゆかりの場所があることを思い出してください。




[こちらの記事もどうぞ]
内間御殿の風景
内間御殿に咲くさわふじ(サガリバナ)の風景


 ジーマヌウカーの場所はこちら



「沖縄の風景」いかがでしたか? すべての出愛(出会い)に感謝です。
気に入って頂けましたら、下のボタンをポチッとクリックお願いします!

関連記事