掛保久の親川で甘い香りを漂わせていた、舞香花ともよばれるさわふじの花

沖縄の風景 はじめ

2017年07月06日 12:00


西原町に行ってきたわけですが....

西原町の掛保久集落に、水量の豊富な井戸として、地元の方々から長年大事にされてきた掛保久の親川(かけぼくのうぇーがー)とよばれる井泉があります。


長年、地元の生活用水として使われた掛保久の親川ですが、第二次世界大戦で破壊されてしまったため、戦後今のような形に復元されたそうです。

この日は夜だったので、祠の奥にどれだけ水が溜まっているのか確認することはできなかったのですが、水が流れる音がした気がしますので、今でも結構な量の水が溜まっているかと思います。


 掛保久の親川

 掛保久の親川(かけぼくのうぇーがー)は、掛保久集落のほぼ中央に位置する掘り込みの井戸で、集落の共同井戸であり、産井(うぶがー)でもある。この井戸は水量が豊富で、明治37年(1904年)の大旱魃(だいかんばつ)の時にも水が枯れることはなく、近隣集落から水をもらいに詰めかけたという。
 戦災で埋もれていたこの井泉(せいせん)は、戦後に修復され、今でも集落の拝井泉(うがみがー)として崇められている。現在はコンクリート製の社殿型の祠が建てられており、下方にわずかな石積みがみられる。これと同じつくりで親川(うぇーがー)と呼ばれている井泉が与那原町にあるが、この井泉と掛保久の親川は一対であるといわれている。

で、なぜ、わざわざ夜に掛保久の親川を訪ねたかというと....

掛保久の親川の隣に咲く、西原町内でも有名なさわふじの3本の幹がお目当てだったのです。


実はさわふじの木、毎年6月から8月にかけて白色やピンク色の鮮やかな花を咲かせるのですが、特徴的なのはその開花時間で、夕方から夜にかけて花を咲かせては明け方には花が散るという、とても珍しい木なのです。


さわふじは明け方になると花が散ってしまうため、花が満開という表現は当てはまらないと思うのですが、この日も数本の枝から鮮やかな花が垂れ下がるように咲いていました。

また、足元にはたくさんのさわふじの花が落ちていましたので、花が綺麗な姿を見せるのは本当に一晩限りなのでしょう。なんとも切ない花ですね。


さわふじは、「藤のように下向きに垂れ下がる花を咲かせる」ことが名前の由来で、「サガリバナ」とも呼ばれています。

西原町では、鳩目銭(琉球王国時代に使われていたお金)をぶら下げているように見えることから、銭掛け木(じんかきーぎ)と呼ばれることもあるそうです。


また、さわふじの花は、とにかく甘い香りがすることが特徴で、掛保久の親川に近づくだけであたり一面が甘い香りに包まれていることがわかるほど。その甘い匂いから舞香花(もうかばな)とも呼ばれることもあるのだとか。

花言葉が「幸運の到来」といわれる、さわふじの花。夜の間だけ姿を見せる甘い香りのサガリバナ、一度見学に行ってみてはいかがですか。


新しい恋が芽生えるかも.... 

[西原町の内間御殿にあるサワフジの花はこちら]
国指定史跡、西原町の内間御殿に咲く、樹齢約470年のさわふじの花


 掛保久の親川はだいたいこの辺り


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