中城村の村指定天然記念物、泊の大クワディサー
中城村に行ってきたわけですが....
国道329号線を通る際、
なんとなく気になっていた道路沿いの大木があって、
どうしてそう感じたのかはわかりませんが、
何か意味を持つ木だろうなとは思ってました。
そこである日、
車を停めてその大木を見てみることに。
泊の大クワディサー
泊の大クワディサー(和名モモタマナ)は、古老の話によると、首里王府から派遣された中城間切番所の役人が離任する際に、懇意にしていた泊ムラの人たちとの別れを惜しんでフッチャヌメーとシチャヌカー付近に一本づつ植えたと言われています。
このうち、フッチャヌメー付近に植えたクワディサーは1945年の沖縄戦で消失し、今は残っていません。シチャヌカー付近のクワディサーは明治の頃からすでに今のような姿だったと言われており、幹回りは4メートルで樹齢200年くらいと推定されています。
現存するクワディサーは中城を代表する名木であると共に、学術上重要であることから、1997年(平成9年)3月7日、村文化財に指定しました。
中城村指定文化財(天然記念物)
中城村の指定文化財になるほどのクワディサーの大木、
その風貌がなんとなく目に留まっていたのでしょうね。
泊の大クワディサーを間近で見るため、
国道329号線を通りがかる際、
一度立ち止まってみてはいかがですか。
泊の大クワディサーの場所はこちら
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