沖縄の風景

北中城村に行ってきたわけですが....

沖縄県内に300余りあるとされるグスク（城）の中で、
最も遺構がよく残っていると称される、

琉球王国のグスク及び関連遺産群にも登録された、
中城城跡（なかぐすくじょうし）にやってきました。

二の郭にある石積み城壁の入り口から、
一の郭に入ってみます。


中城城跡の中で最も大きな敷地の一の郭、
中城城の主郭で殿舎が建っていた場所になります。


　中城城跡

　中城城跡は、かつて貿易が行われていた屋宜（やぎ）の港から2キロメートルほど離れた、標高約160メートルの丘陵上にあります。中城村の西北から北中城村の南側にのびていく丘陵の東崖縁を天然の要塞とし、300余りもあるとされる沖縄のグスクの中で、最も遺構がよく残っていることで知られます。石垣の上に立つと、西に東シナ海、東に中城湾（太平洋）を望み、勝連半島や知念半島、さらには周囲の洋上の島々まで見渡せる、眺望のすばらしいところです。

中城城の正殿があった一の郭、

のちに間切番所が立てられ、
廃藩置県後は中城村役場がここにあったそうですが、
先の沖縄戦で焼失してしまったのだとか。


一の郭の石積みも二の郭と同様、
曲線を帯びた布積み技法で築かれています。


その一の郭の石積みから、
二の郭を見下ろすことができます。

二の郭の全体像が一目でわかりますね。

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