東北地方太平洋沖地震の避難所名簿

沖縄の風景 はじめ

2011年03月21日 00:00

東北地方太平洋沖地震が発生してから、
ブログの更新を一時自粛していたのですが、

地震発生から時間が経過したこともありますので、
そろそろ投稿を再開しようかと....



ブログの更新を自粛している間、
いったい何をしていたのかというと、

Google Person Finderに登録する避難所名簿共有サービスの、
テキスト起こしという作業を手伝っていました。

> Google Person Finder (東北太平洋沖地震 消息情報)

これはどういう作業かというと、

避難所から送られてくる避難所名簿の画像データを見ながら、
避難者の名前などをテキスト化するという作業です。

画像データの内容をテキスト化する作業は初めてだったので、
正直かなり手こずったのですが、

日が経つにつれ協力者がどんどん増えていき、
今では私が処理する数倍のスピードで、
テキスト化作業が進むようになっていますので、

彼らの足手まといにならないよう、
作業の邪魔にならないよう、
これからも手伝っていこうと考えています。



避難所名簿のテキスト化を手伝って分かることは、
とにかく大勢の方が避難所生活を強いられているということ。

さばいても、さばいても、
次から次へと避難所名簿の画像データが送られてきます。

マスコミの報道で避難者は何人だと聞くのと、
名簿に記載されている避難者の名前を一人一人確認していくのでは、
全然重みが違うわけで、

お母さんと思われる女性の方の名前と、
お子さんと思われる同じ苗字の三人、
上から3才、2才、1才....

お父さんらしき方の名前が記載されていなかったりとか....

誰とも苗字が違う5才とか6才の子供が、
一人ぼっちで名簿に記載されていたりとか....

テキスト化作業をしながらいろいろ想像してしまい、
涙が出てくることが何度もありました。



ここは沖縄なので、
海の向こうで今本当に何が起きているのか、
マスコミの報道を通してしか知ることはできません。

東北地方太平洋沖地震で被災された方に、
今、私がしてあげられることが、

避難者の名前をテキスト化してあげることと、
街角の募金箱にお金を入れることくらい....

自分の無力さを痛感しています。

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