ツナグ | 辻村深月
南風原町に行ってきたわけですが....
久しぶりに行ったサザンプレックスで、
映画「ツナグ」を観てきました。
ヤバかった....
人目をはばかることなく何度も泣いてしまった....
「ツナグ」とは一生のうち一度だけ、
死んだ人に会わせてくれる案内人のこと。
死んだ母親に会わせろという、
頑固で口の悪い長男。
土地の権利書を何処に隠したか聞きたいというのだが、
母親に会いたい本当の理由は....
また同じ演劇部で主役の座を争った、
同級生の友人に会いたいという女子高校生。
友人の突然の死に隠された、
あることを確認するつもりだったはずが....
そして突然失踪した婚約者を今も待ち続ける、
ひとりの若きサラリーマン。
なぜ婚約者が急に目の前からいなくなったのか、
真相を知りたくてツナグを訪ねたところ....
人はいなくなって初めて、
こみ上げてくるものがあるのかも知れません。
映画に登場する人物はそれぞれ、
家族や友人、最愛の人を失ってしまったわけで、
皆それぞれ、
いろいろな思い出があったでしょうが、
全て背負って歩き出すしかない。
死んでしまった人たちも、
この世でやり残したこともあったはずなのに....
全て置いて旅立つしかない。
生きている。
たったこれだけのことが、
こんなに有難いことなのかと、
今さらながら気づいた。
ヤバかった....
涙が、止まらなかったよ。
「沖縄の風景」いかがでしたか? すべての出愛(出会い)に感謝です。
気に入って頂けましたら、
下のボタンをポチッとクリックお願いします!
関連記事