天然湖沼の多い南大東島

沖縄の風景 はじめ

2007年09月08日 23:26

南大東島を移動していると、面積が30平方キロメートルしかない島であるにも関わらず、とにかく池が多いことに気がつきます。下の写真は南大東村役場の近くにある瓢箪池です。















名前が付いていないような小さな池まで含めると、その数実に100個を超えるとのことです。その殆どは地上や地中で繋がっているらしいのですが、まるで迷路のため、未だに全ての構造は解明されていないのだそうです。















何故この小さな島に池が多いのかと言うと、この島は珊瑚環礁が隆起して出来た、隆起環礁という世界でも稀な形の島とのことで、島の中央部が盆地のように窪んだ形になっていることが理由の一つだと言われています。

沖縄県内には1ヘクタール以上の規模を持つ天然湖沼は10個ちょっとしかないそうですが、それらは全てこの小さな南大東島に存在するのだそうです。ますます不思議な島です。

ちなみに上の瓢箪池を歩いていくと、南大東島のゴルフ練習場を見つけました。















池に向かってボールを打ち込む形式です。南大東島の方はいろいろな意味で水を有効利用?しています。
















 瓢箪池の場所はこちら



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