沖縄の風景

糸満市に行ってきたわけですが....

高嶺小学校から歩いて５分ほどの場所に、
嘉手志川と呼ばれる湧水があります。


昔は洗濯や川遊びなど、
地域の生活用水として利用されていたそうです。


嘉手志川は今でも水が湧いているのですが、
驚くのはその水量。

垣花樋川や金武大川の水量もかなりのものでしたが、
嘉手志川も凄いです。

その豊かな水は、
沖縄三山時代の南山の繁栄を支えたといわれます。


そんな南山の繁栄を支えた嘉手志川ですが、

南山最後の王である他魯毎（たるまい）が、
中山王尚巴志（しょうはし）の持つ金屏風が欲しいがため、
嘉手志川と金屏風を交換したのですが、

この行為が住民の怒りを買ってしまい、
南山が滅ぶ原因になったと言われています。


今でこそ静かに水をたたえる嘉手志川ですが、
歴史を動かしたほどの湧水なのですね。



　嘉手志川の場所はこちら



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