沖縄の風景

普通の観光案内にある沖縄の風景とはひと味違う、ニッチな沖縄の風景を紹介します。観光名所として知られる沖縄の風景はもちろんですが、観光案内では紹介されないようなマニアックな沖縄の風景まで、様々な沖縄の風景をお楽しみ下さい。たまに沖縄の風景とは全く関係のないネタが飛び出すこともありますが、これもご愛敬ということで....
てぃーだブログ › 沖縄の風景 › 南風原町 › 南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子







沖縄お取り寄せ







沖縄の風景:お気に入り


ひろがるぶろぐ by BlogPeople

これまでの足跡

キラキラ  ブログ成長記録!

大黒屋トラベル



ムームードメイン



ロリポップ



沖縄の風景:メッセージ
沖縄の風景:読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 34人




南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子


南風原町に行ってきたわけですが....

南風原町の有形民俗文化財に指定されている、
字兼城の石獅子。

同じ南風原町の有形民俗文化財、
字本部の石獅子を見つけたことで、
兼城にも石獅子があることを知ったのですが、

これがどこにあるのかさっぱりわからない....
結構探しましたよ。

それで、やっと見つけた字兼城の石獅子がこちら。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

南風原町の兼城交差点近く、
業務スーパーそばの坂道を上っていくと、

坂を上り切ったところの交差点で、
字兼城の石獅子を示す案内板が見つかります。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

案内板が示すこちらの道を行けば、
字兼城の石獅子があるようです。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

で、案内板の示す道を200メートルほど進むと、
突き当った場所は行き止まりで、
近くの建物の駐車場になっています。

....字兼城の石獅子はどこ?

南風原町の兼城交差点でも、
石獅子の場所を示す案内板がなかったので、
ここまで辿りつくのも結構大変だったのに....

え、どういうこと、と思っていたら、
よく見ると近くの建物の駐車場入り口の隅に、
なんだか申し訳なさそうに立っている看板の姿が。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

建物の駐車場入り口のそばに、
人が一人歩けるほどの小さな横道。

字兼城の石獅子がある場所へは、
この横道を通っていくようです。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

駐車場入り口のそばにある横道を進むと、
石獅子と思われる看板が見えてきます。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

で、こちらが字兼城の石獅子です、
やっと見つけました。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

しかし字兼城の石獅子ですが、

元々こういう形をしていたのか、
風化が進んでこうなってしまったのか、
かなり傷んでいるように思えます。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

本 字兼城の石獅子

 この石獅子は、上間(那覇市)へのケーシ(返し)の目的で置かれたと伝えられている。普通、南部では東風平の八重瀬へのヒーゲーシ(火返し)の目的で置かれたものが多い。それに対しこの石獅子が上間へのケーシであるといわれるのは当時、上間も一帯の人々にとって恐れの対象であったことを示しており、南風原の民族文化を知るうえで貴重なものである。

南風原町指定有形民族文化財
平成2年(1990年)6月27日 指定

かなりいびつな形の字兼城の石獅子、
どちらが頭でどちらが尾っぽなのか、
それすら判断しかねるほどです。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

しかし、こちらの石獅子。

これまで南風原町や南城市、糸満市など、
あちこちで見かけた石獅子のほとんどは、
八重瀬岳に対する魔除けが目的だったのに対し、

上間(那覇市)に対する返しというのが特徴ですね。

ライバル精神なのか本当に恐れていたのか、
気になるところではあります。
南風原町、もはや原型をとどめていないとさえ思える、いびつな形の字兼城の石獅子

沖縄本島 字兼城の石獅子の場所はこの辺り


[南部一帯の石獅子、その他の記事はこちら]
南風原町、民家の隅に隠れている、ちょっと照れ屋な字本部の石獅子
南城市大里南風原の小さな守り神、字南風原石彫魔除獅子
糸満市、移転した今も照屋集落の守り神、照屋の石彫獅子
八重瀬町、八重瀬岳について調べていくと、沖縄の守り神「シーサー」の由来にたどり着いた!



「沖縄の風景」いかがでしたか? すべての出愛(出会い)に感謝です。
気に入って頂けましたら、下のボタンをポチッとクリックお願いします!
沖縄の風景 にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 沖縄情報


同じカテゴリー(南風原町)の記事

Posted by 沖縄の風景 はじめ at 2016年11月13日   19:00
Comments( 0 ) 南風原町
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
[公開]
[非公開]
※管理人のみ管理画面から確認することができます。
[公開]
[公開]
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。