沖縄の風景

伊是名島のお話。

沖縄本島から船で約一時間の場所にある伊是名島。その伊是名島に、尚真王代（在位1477年～1526年）の創建と伝えられている、玉御殿（たまうどぅん）とよばれる墓所があります。

伊是名玉御殿ともよばれる玉御殿は、三山を統一した尚巴志王の祖父である佐銘川大主（鮫川大主）が築城したといわれる伊是名城跡の一角にあります。


その玉御殿が、5月19日に行われた国の文化審議会の中で、重要文化財（建造物）に指定するよう文部科学大臣に答申されたということです。

重要文化財（建造物）に指定されるのは県内で23カ所目、国指定の国宝、重要文化財としては34件目になるそう。


玉御殿はだいぶ前に見学したことがあり、岩山の壁をうまく利用して建てられていたことが印象に残っています。

伊是名玉御殿の見学の様子はこちらから。


評価の決め手は、1688年に石造形式に整えられた当時の墓の形式や築造技術が残されていることだそうです。

なにはともあれ、島の史跡が重要文化財に指定されるとは、地元の方は喜んでいるでしょうね。久しぶりに伊是名島へ行ってみたくなりました。


　伊是名島の玉御殿の場所はこちら





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