沖縄の風景

普通の観光案内にある沖縄の風景とはひと味違う、ニッチな沖縄の風景を紹介します。観光名所として知られる沖縄の風景はもちろんですが、観光案内では紹介されないようなマニアックな沖縄の風景まで、様々な沖縄の風景をお楽しみ下さい。たまに沖縄の風景とは全く関係のないネタが飛び出すこともありますが、これもご愛敬ということで....
てぃーだブログ › 沖縄の風景 › 粟国村 › 粟国の塩ができるまで(その1)







沖縄お取り寄せ







沖縄の風景:お気に入り


ひろがるぶろぐ by BlogPeople

これまでの足跡

キラキラ  ブログ成長記録!

大黒屋トラベル



ムームードメイン



ロリポップ



沖縄の風景:メッセージ
沖縄の風景:読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 34人




粟国の塩ができるまで(その1)

これまで粟国島のいろいろな場所を紹介してきましたが、やはりここを外す訳にはいきません。

粟国の塩を生産している、沖縄海塩研究所の作業所を見学してきました。
粟国の塩

作業所は粟国島の北側にあり、島の南側にある集落から少し離れた場所にあります。作業所に近づくと、トレードマークの立体式塩田タワーが見えてきます。
粟国の塩

作業所の見学は事務所の方で受け付けています。見学を申し込むとパンフレットと塩のサンプルを頂くことが出来、作業所内を一通り案内してくれます。

初めに案内されたのはトレードマークの立体式塩田タワーです。高さ約10メートルの建物に約16000本の竹をつるし、粟国島近海から汲み上げた海水を何度も循環させて水分を飛ばす作業を行っています。通常、海水に含まれる塩分濃度は約3パーセントと言われているそうですが、このタワー内を一週間ほど循環させて水分を飛ばしていくことで、濃度が7倍(約20パーセント)程に濃縮されたかん水が出来上がるとのことです。
粟国の塩



何故、わざわざ塩分濃度の高いかん水を作っているのか聞いたところ、より良いミネラル成分が含まれた塩となること、海水1トン当たりから採取される塩の量が増えるため、作業効率が上がるからとのことでした。

2基の塩田タワーが休むことなく海水を循環させています。
粟国の塩

塩田タワーは、近くで見ると結構大きいです。
粟国の塩

塩田タワーは風通しが良くなるよう、穴あきブロックを積み上げて造られています。年中通して風が吹く場所を探し続け、ここに作業所を建築することに決めたのだそうです。塩田タワーは海のすぐそばに建てられていますので、この日も結構風が吹いていました。
粟国の塩

塩田タワーの内部を見てみると、中に吊された竹の束を見ることが出来ます。
粟国の塩

塩田タワーの中を海水が循環している様子です。床の方に溜まっている海水が、塩分濃度の上がったかん水です。(動画)


塩田タワーで出来上がったかん水は、次の工程に進んで行きます。(次に続く)


沖縄本島 沖縄海塩研究所の場所はこちら



粟国の塩ができるまで(その1)
「沖縄の風景」いかがでしたか?沖縄の人気ブログランキングへのクリック投票をよろしく!


同じカテゴリー(粟国村)の記事
粟国の塩、天日塩
粟国の塩、天日塩(2011-01-15 17:22)

マハナ展望台の風景
マハナ展望台の風景(2010-08-09 08:30)


Posted by 沖縄の風景 はじめ at 2007年11月23日   02:54
Comments( 6 ) 粟国村
この記事へのコメント
はじめさん、OHAYO~ございます(^^)

朝から「はじめワールド」に
          浸かりに来マシタ・・・(笑)
洞窟シリーズ・・・
   お化けが出そうで怖かったデス(;。;)///
粟国の青空・・・素敵ですね♪
Posted by ☆kirara☆☆kirara☆ at 2007年11月23日 10:01
塩にすごく興味あるんです。
この塩は本島でも、手に入るのでしょうか?
Posted by TADARIN at 2007年11月23日 20:26
 ついに登場しましたね。粟国の塩! 私も自作の石けんには、少量ずつ入れてます。島マースオンリーの石けんは、ぬちまーすですけどね。
Posted by 美江美江 at 2007年11月23日 20:32
☆kirara☆さんこんばんは。

ようこそ、はじめワールドへ!(笑)

ここ一ヶ月は粟国島のまわし者か、という程粟国ネタの連続でしたが、
粟国ネタもそろそろ終盤(ネタ切れとも言う)に差し掛かりますので、
ぼちぼち新ネタを探してこないといけないです。

洞寺は....センサーがはたらくまではマジでシャレにならなかったです。(汗)
Posted by はじめはじめ at 2007年11月24日 01:29
TADARINさんこんばんは。

粟国の塩ですが、次の記事で紹介する予定の釜炊き塩は普通に流通していますので、
サ○エーやマックス○リューなどで簡単に入手出来ます。

ただし、その次の記事で紹介する予定の天日塩は、正直なところ入手困難です。
本土の料亭などが卸しの段階でごっそり持っていってしまうことと、供給が安定していないことが理由なのだそうです。
Posted by はじめはじめ at 2007年11月24日 01:35
美江さんこんばんは。

長々と待たせてすみません、粟国の塩ネタを始めましたので!(笑)

実は私、5年以上前にも作業所を見学に行ったことがあるのですが、あの時は塩田タワーも平釜も1基しかなく、
数人の作業員が細々と仕事をしているという感じでした。

今回久しぶりに行ってみると設備も拡張しているわ、作業員の数も増えているわで、
(いろいろあった時期もあるらしいですが)順調に進んでいるなという印象でした。

ぬちマースのように、最新鋭の設備で最先端の塩を味わうのも幸せですが、
粟国の塩のように、作業員が夜も寝ないで頑張ってくれた塩もまた格別だと思います。
Posted by はじめはじめ at 2007年11月24日 01:54
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
[公開]
[非公開]
※管理人のみ管理画面から確認することができます。
[公開]
[公開]
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。