沖縄の風景

竹富島に行ってきたわけですが....

竹富港に到着したあと、
レンタサイクル屋さんで自転車を借り、
さっそく竹富島巡りのはじまりです。


レンタサイクル屋さんを出てすぐ、
いきなり目の前に西塘御嶽（にしとううたき）が現れました。

西塘御嶽はあまりにも周りの風景に馴染んでいたので、
気づかずに通り過ぎてしまいそうなほどです。


　西塘御嶽（にしとーおん）

　竹富島の人々が敬愛する西塘は、1500年のオヤケアカハチ争乱のとき、八重山に派遣された琉球王府軍の大里大将（おおざとたいしょう）に見いだされ、王府に仕えました。その間に、園比屋武御嶽（そのひゃんうたき）の石門を築造しました。また、首里城城壁の修復や、弁ヶ嶽（べんがだけ）の石門の築造も行ったといわれており、当時王都首里において盛んだった石造り建築の優れた技術者でした。
　それらの功績によって、西塘は1524年、竹富大首里大屋子（たけとみおおしゅりおおやこ）に任じられて錦衣帰郷し、竹富島のカイジに蔵元（役所）を置いて、八重山全域を統治しました。
　この場所は西塘のお屋敷でしたが、死後お墓が造られ、後に島の守り神として祀られました。ここでは西塘大願い（にしとうふーにがい）のほか、神司や島の役職者が祭り毎に祈願に訪れます。現在は沖縄県の文化財に指定されています。

西塘御嶽は政治学問の神ともいわれますので、
受験を控えている方などはここで手を合わせるそうです。


レンタサイクル屋さんで簡単な島の地図をもらったのですが、
そう大きな島ではないようですので、
気の向くままのんびり自転車をこいでみたいと思います。


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　西塘御嶽の場所はこちら



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