沖縄の風景

普通の観光案内にある沖縄の風景とはひと味違う、ニッチな沖縄の風景を紹介します。観光名所として知られる沖縄の風景はもちろんですが、観光案内では紹介されないようなマニアックな沖縄の風景まで、様々な沖縄の風景をお楽しみ下さい。たまに沖縄の風景とは全く関係のないネタが飛び出すこともありますが、これもご愛敬ということで....
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本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道


本部町に行ってきたわけですが....

沖縄本島北部に位置する本部半島、
この半島にある本部町の発祥の地といわれる、
伊野波集落の小高い丘の中に、

沖縄古典芸能、琉歌の名作といわれる、
伊野波節の舞台となった、
「伊野波の石くびり」とよばれる石坂道があります。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

「石くびり」とは石ころ道の坂という意味で、

その昔、船の停泊地だった伊野波と、
丘の向こうにあった並里集落を結んだ小道が、
伊野波の石くびりというわけです。

現在の伊野波の石くびりは、
伊野波集落の民家の一角から入ります。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

案内板がなければ探せないほどです。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

コンクリートの坂道を50メートルほど上がると、
民家と民家の間に目立たない山道が....
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

草木が茂って向こう側は見えませんが、

丘の向こうに真っすぐ伸びる石ころ道が、
伊野波の石くびりです。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

幅1メートルに満たないほどの、
小さな山道の伊野波の石くびり。

道しるべの案内板がなければ、
道に迷ってしまいそうなほどです。

そんな伊野波の石くびり、

伊野波の民家の入り口から、
50メートルほど歩いた場所に、
大きな石碑が見えてきます。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

伊野波節の一節が刻まれた、
こちらの石碑。

伊野波の石くびり 無蔵連て登る
にやへも石くびり 遠さはあらな
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

伊野波の石ころ道は本当に大変な坂道だが、
愛する人をつれて上がるときは、
もっともっと長く続く道であってほしい。

という意味の琉歌なのだそうです。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

その昔、伊野波に住む男性と、
丘の向こうの集落に住む女性が恋に落ち、

お互いこの道を歩いて会いに行くが、
女性を送るときの帰り道は、
こんな険しい道なのにずっと続いてほしい...

若い男女と別れの切なさを歌っています。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

若い二人はちょうどこの辺りで、
別れを惜しんだのでしょうね。

伊野波節というのは、
本当に甘く切ない恋の歌ですね。
本部町、琉歌の名作「伊野波節」の舞台、伊野波の石くびりとよばれる石坂道

沖縄本島 伊野波の石くびりの場所はだいたいこの辺り





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Posted by 沖縄の風景 はじめ at 2016年09月03日   12:00
Comments( 0 ) 本部町
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