沖縄の風景

普通の観光案内にある沖縄の風景とはひと味違う、ニッチな沖縄の風景を紹介します。観光名所として知られる沖縄の風景はもちろんですが、観光案内では紹介されないようなマニアックな沖縄の風景まで、様々な沖縄の風景をお楽しみ下さい。たまに沖縄の風景とは全く関係のないネタが飛び出すこともありますが、これもご愛敬ということで....
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宮古島市、頭を下にして木にとまる不思議な天然記念物、ツマグロゼミの増殖施設


宮古島市に行ってきたわけですが....

宮古島市上野新里のとある場所に、
宮古島市の天然記念物に指定されている、
ツマグロゼミの増殖施設があります。
宮古島市、頭を下にして木にとまる不思議な天然記念物、ツマグロゼミの増殖施設

関係者以外はゲートから中に入れませんが、

正面ゲートの向こう側に見える施設が、
ツマグロゼミ増殖施設かと思います。
宮古島市、頭を下にして木にとまる不思議な天然記念物、ツマグロゼミの増殖施設

本 ツマグロゼミ

 ツマグロゼミは中国、台湾、八重山諸島、宮古島(城辺字砂川、字友利の一部と上野地区の一部)に分布し、宮古島を北限とする。屋敷木のイスノキに生息は限られているが、自然林に近い状態の上比屋山のアカギ、リュウキュウガキ、クロヨナ等に自然分布している。ツマグロゼミは、前翅先端に小さな暗色紋があることからその名がある。
 城辺地区の砂川や友利では、「ヌービスガーラ」あるいは「ヌスピィガーラ」と呼ばれている。ヌービズガーラとはセミの仲間でも特に小さな声で鳴くので、この名がつけられたといわれている。また、ヌスピィガーラとはユスキギー(イスノキ)にだけ生息することから、この名がつけられたようである。
 ツマグロゼミは梅雨期の5月下旬~6月下旬に発生する。頭を下にして止まる習性を持ち、シーッ、シーッと鳴く。朝5時30分頃から鳴きはじめ、夕方7時30分頃まで鳴いている。

宮古島市指定天然記念物

昭和62年(1987年)9月5日 上野地区指定
平成3年(1991年)1月8日 城辺地区指定

ツマグロゼミはセミの中でも小型の美しい種で、
鮮やかな色の外観が特徴なのですが、

ツマグロゼミの最大の特徴は、
なんといっても頭を下にして木にとまるということ。

頭に血がのぼらないのかな.... ガ-ン
宮古島市、頭を下にして木にとまる不思議な天然記念物、ツマグロゼミの増殖施設

この施設にいるのはツマグロゼミの幼虫らしいのですが、
中の様子をうかがうことはできません。

ぜひ本物のツマグロゼミを見てみたかったのですが、
さすがに仕方ないですね。
宮古島市、頭を下にして木にとまる不思議な天然記念物、ツマグロゼミの増殖施設

本 ツマグロゼミ増殖施設

 このツマグロゼミ増殖施設は、ツマグロゼミを天敵から保護し、増殖することを目的として建設された施設です。この施設の特徴は、死亡率が高いふ化まもない幼虫の生存率を高めることによって、野外では高い死亡率を施設内では低く抑えて増殖を図ることです。
 この施設は、敷地面積1,000平方メートル中央に位置し、施設は面積100平方メートル、高さ6.5メートル、地下深1.5メートルで、鉄筋構造で二重の金網が張られ、強い台風にも耐えられるように設計されています。また、施設内部はコンクリートで5メートル四方で4つに区切られ、4つの枠の内どこか1ヶ所で土壌病虫害などが発生したときにそれが蔓延せず、被害を最小限で抑えられるように配慮されています。


ツマグロゼミの様子(宮古テレビ提供) - YouTube


沖縄本島 ツマグロゼミ増殖施設の場所はだいたいこの辺り



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Posted by 沖縄の風景 はじめ at 2016年08月20日   12:00
Comments( 0 ) 宮古島市
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