沖縄の風景

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雪塩製塩所を見学して初めて知ったのですが、

雪塩の活用法で面白いと思ったのは、
食用としてだけでなく、
石鹸やシャンプーといった美容面でも広く活用されていることでした。

パウダー状できめの細かい雪塩を、
角質取りとしてスクラブ洗顔で使ってみたり、
口内炎予防として歯磨きで使う方法もあるのだそうです。

中でも特に時間を割いて説明していたのは、
雪塩が持つ高い保湿力を生かした使い方でした。

一般の食塩100グラム中に含まれるマグネシウムが約20ミリグラムなのに対し、
雪塩にはその140倍にあたる2810ミリグラムも含まれているため、

非常に保湿力が高く、
塩が持つ殺菌効果と合わせ、
かゆみや肌荒れの改善に効果があるのだそうです。


また最近では、その高い保湿力と殺菌効果から、
アトピー性皮膚炎にも効果があることが分かってきたそうです。

保湿力の高い美容品は肌につけるとベタベタするものが多いようですが、
雪塩は全くベタベタしないのだとか。


雪塩は保湿力が高いと言われるだけあり、
ほんのわずかな水分を加えるだけですぐシャーベット状に変化します。


これまで粟国の塩、塩夢寿美、与那国海塩、ぬちまーすと、
いろいろな塩の制作現場を見学する機会があったのですが、
食用以外の使い方がこれほど豊富に紹介されているのは雪塩がはじめてです。


ちなみにタレントの釈由美子さんも、
雪塩を大さじ2杯、プレーンヨーグルト大さじ1杯、
はちみつ大さじ1杯、卵白1個分を混ぜてつくった、
特製手作りパックを愛用しているそうですよ。


雪塩は本当にいろいろな使い方があるのですね。

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