沖縄の風景

普通の観光案内にある沖縄の風景とはひと味違う、ニッチな沖縄の風景を紹介します。観光名所として知られる沖縄の風景はもちろんですが、観光案内では紹介されないようなマニアックな沖縄の風景まで、様々な沖縄の風景をお楽しみ下さい。たまに沖縄の風景とは全く関係のないネタが飛び出すこともありますが、これもご愛敬ということで....
てぃーだブログ › 沖縄の風景 › うるま市 › 宮城島最大の湧出量を誇る神聖な湧き水、上原のヤンガー







沖縄お取り寄せ







沖縄の風景:お気に入り


ひろがるぶろぐ by BlogPeople

これまでの足跡

キラキラ  ブログ成長記録!

大黒屋トラベル



ムームードメイン



ロリポップ



沖縄の風景:メッセージ
沖縄の風景:読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 34人




宮城島最大の湧出量を誇る神聖な湧き水、上原のヤンガー

うるま市に行ってきたわけですが....

うるま市の宮城島に行ってきたわけですが。

宮城島の上原集落に、
見事な石造りの湧き水である、
ヤンガーがあります。
やんがー ヤンガー 湧き水 涌き水

本 ヤンガー(建造物)

 宮城島は自然の湧き水がたくさんあるので有名である。特に上原のヤンガーは水質がよく水量も豊富で、上原、宮城両区民の飲料水として大きく寄与してきた。ヤンガーは1849年(尚泰2年、嘉永2年)頃、当時の間切地頭代名名嘉村親雲上(なかむらぺーちん)らによって造られた。泉の内部はトンネル状に石を組んで湧き口まで続いているという。外観も石造建築の美をみごとに調和させ、今なお原形であることは、沖縄の石工の築造技術がいかにすぐれていたかを示すものである。
 昔は子供が生まれると、この清水で産したことから、うぶ川とも呼ばれる。現在は毎年正月に清水(先水)を取る習わしがある。ウビナリーといって、各門中がマンガーを拝み健康祈願もしている。

与那原町(現うるま市)文化財指定 第2号
平成7年(1995年)6月9日 指定

ヤンガーの石積みは、
1849年頃に造られたものが、
未だ原型のまま残っているのだそうです。
宮城島最大の湧出量を誇る神聖な湧き水、上原のヤンガー

ヤンガーのもう一つの特徴はその水量。

石造の湧き口から、
とにかく水が滝のように流れてくるのです。
宮城島最大の湧出量を誇る神聖な湧き水、上原のヤンガー

宮城島は面積5.54平方キロメートルで、
そう大きな島ではないのですが、

島のあちこちで水が湧いているそうで、
とにかく水に恵まれた島なのです。
宮城島最大の湧出量を誇る神聖な湧き水、上原のヤンガー

本 ヤンガー

 琉球石灰岩と第三紀層泥灰岩(沖縄方言:クチャ)の地質で成り立つ宮城島は、雨水を保水する理想的な地形で多くの湧き水を持っています。その中でも一番の湧出量をもつヤンガーは、1849年(尚泰2年、嘉永2年)に与那城間切の地頭代の名嘉村親雲上(なかむらぺーちん)と池味親雲上(いけみぺーちん)が住民19人の協力を得て、石造の改修工事をしたことが、琉球王府の歴史書「球陽(きゅうよう)」に記録されており、この石造が当時の建築技術の高さを今に伝えています。
 また、かつての上原の宮城の両ムラに住む人々にとっては飲み水としてだけでなく、現在でも毎年正月の若水や、赤子が生まれたときの産水としても使用されており、日常生活に欠かせない貴重かつ神聖な水源となっています。

うるま市指定文化財第15号 建造物
1995年(平成7年)6月14日 指定

夏の暑い日など、
ヤンガーの冷たい水で涼むなんていいですよ。

近くを通りがかった際は、
寄り道してみるのもいいですね。
宮城島最大の湧出量を誇る神聖な湧き水、上原のヤンガー

沖縄本島 ヤンガーの場所はこちら


[沖縄の湧き水、その他の記事はこちら]
沖縄最大級の湧き水、金武町の金武大川
伊江島の貴重な水源、湧出と湧出展望台
那覇市、首里金城町石畳道の近くにある仲之川
南城市、環境省の名水百選に選ばれた垣花樋川
宮古島市、琉球王府派遣の役人が使用した大和井


「沖縄の風景」いかがでしたか? すべての出愛(出会い)に感謝です。
気に入って頂けましたら、下のボタンをポチッとクリックお願いします!
沖縄の風景 にほんブログ村 地域生活(都道府県)ブログ 沖縄情報


同じカテゴリー(うるま市)の記事

Posted by 沖縄の風景 はじめ at 2015年07月29日   12:00
Comments( 0 ) うるま市
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
[公開]
[非公開]
※管理人のみ管理画面から確認することができます。
[公開]
[公開]
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。