沖縄の風景

浦添市に行ってきたわけですが....

浦添高校に隣接する道路のわきに、
もう、とにかく大きな一本の大木があります。


この道路を通るとき、
イヤでも目に入るこちらの大木。

間近で見ると改めてその大きさにびっくり、
大木の真下から撮影しようと思っても、
あまりの大きさで全体像を収めることができません。


大木を真下から眺めることで、
その巨大さを改めて実感。

ここまで大きくなるのに何年かかったのか、
その規格外の大きさに開いた口が塞がりません。


　内間の大アカギ

　アカギはトウダイグサ科に属する半落葉の高木で、成長すると高さが20メートルにも達する大木になります。木肌は赤褐色で、4月から5月頃に緑黄色の花が咲き、11月から1月頃に褐色の果実がつきます。果実はヒヨドリなどの好物で、秋頃に食べているのを見かけることができます。
　アカギの分布域は沖縄諸島、八重山諸島、中国南部からインド、マレーシア、オーストラリアに広がります。内間の大アカギは現在のところ高さは約18メートル、胸高直径1.2メートルの大きさに成長しています。枝は幹から7.5メートルの周囲に広がっています。
　アカギは長期間水に浸した後、十分に乾燥させ、建築材、家具材、農機具材として利用されていたそうです。この大アカギは去る大戦の戦災から免れた数少ない樹木のひとつであり、人々のくらしを見守ってきた老木として大切に保護していきたいと思います。

浦添市指定文化財（天然記念物）　昭和56年3月2日指定

浦添市の天然記念物に指定されている内間の大アカギ、
隣にある電柱がまるで子供のように小さく見えます。


大きさや枝ぶりがまるで規格外、

ここまで大きく成長すれば、
そりゃあ浦添市の文化財に指定されますよね。


通りがかる車を見下ろすかのように、
道路に向かって広がる枝ぶりは見事の一言。

よく戦争で焼失せずに残ってくれました。

迫力満点の内間の大アカギ、
近くを通りがかる際はぜひご覧あれ。


　内間の大アカギの場所はこの当たり


[沖縄の銘木、その他の記事はこちら]
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